2005-10-19 第163回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
次に、WTO交渉でよく言われることなんですが、日本の場合は行政が縦割りになっておってお互いに省庁間の連携がよくない、交渉ですから、包括的交渉、場合によっては工業面でこれを譲るから農業面でこれをとるというふうな、こういう出たり引いたりする交渉事が、なかなか省庁間がお互いに牽制し合って、日本の場合はできにくいのではないか、こういう指摘がよくなされているんですが、この点についてのお考えを聞きたいと思います
次に、WTO交渉でよく言われることなんですが、日本の場合は行政が縦割りになっておってお互いに省庁間の連携がよくない、交渉ですから、包括的交渉、場合によっては工業面でこれを譲るから農業面でこれをとるというふうな、こういう出たり引いたりする交渉事が、なかなか省庁間がお互いに牽制し合って、日本の場合はできにくいのではないか、こういう指摘がよくなされているんですが、この点についてのお考えを聞きたいと思います
○松本(善)委員 包括的交渉というのは大変大事なことで、核問題で解決をすればあるいは拉致問題へ行くかもしれない、同時並行でやることはないけれども、包括的交渉ということが非常に重要だということは私も全く同意見であります。 前回も議論をいたしましたが、アメリカのイラク攻撃の正当性は私は全くないと思います。
私は、本当に農水大臣が、この交渉の重大性を考えたときには、日米首脳会談と同時並行的に、アメリカの農務長官や、もちろんブッシュ大統領にも、このWTOの多角交渉といいますか包括的交渉にアメリカが入り込んでいくように、あるいは、やはりアメリカが相当の主導権を持っておるわけでありますから、アメリカに対して日本の立場、アメリカも九六年農業法から相当程度変わった形になってきておりますから、そこのあたりもついてやはり
○政府参考人(石原葵君) 包括的交渉の立ち上げをめぐる状況につきまして私の方から御説明をさせていただきたいと思いますけれども、御案内のとおり、我が国は包括的な新ラウンドの早期立ち上げを求めてきているところでございます。
ただ、御案内のとおり、我が国としては、包括的交渉ということですから、こっちがいいからこっちはだめだとか、そういうスタイルをとっておりません。それがまず前提でございます。 そして、その上で、今御指摘になりました第二番目の投資の自由化の問題についてでございますが、投資についての国際的なルールの整備というのは安定的な投資の流れを確保して途上国を含む世界経済の発展に有益である、そういう認識があります。
十一月末にはシアトルにてWTO閣僚会議が開催されますが、貿易の一層の自由化とWTOルールの強化のために、二〇〇〇年から始まる新たな包括的交渉に向けて、我が国としても全力を尽くしてまいる所存であります。 キルギス共和国で誘拐された邦人が先日無事解放されたのは、まことに喜ばしいことであります。私は、今次事件の教訓を踏まえ、海外の邦人、援助関係者の安全対策に全力を尽くす考えであります。
また、二〇〇〇年からのWTOの新たな包括的交渉の立ち上げのため、我が国として全力をこれまた尽くしてまいります。 私は常々、我が国が目指すべきは富国有徳の国家、すなわち、経済的な富に加え、物と心のバランスがとれ、品格や徳を有する国家であると申し上げてまいりました。年頭の施政方針演説では、そのような理念に立ち、二十一世紀に向けた国政運営を五つのかけ橋を基本に進めることを明らかにいたしました。
WTOの交渉にこれから入っていくということになるわけでありますけれども、日本の場合には包括交渉あるいは一括受諾方式というようなことをEUともどもの形でもって今主張されているということを聞いておりますけれども、この包括的交渉あるいは一括受諾方式というものが日本にとってどういう点でメリットといいますか益があるんだということをちょっとお聞きしたいのであります。
こうした主張が国際社会で認められるためには、我が国が、特定分野に焦点を当てて先行して交渉を進めていくのか、あるいは全体の交渉バランスを考慮して包括的交渉を行うかなどの基本的な交渉スタンスを明確にし、我が国の国論を分裂させることなく、揺るぎない姿勢で交渉を行うことが必要であります。 我々は、次期WTOの交渉は、二十一世紀の我が国農業のあり方を左右する重大な交渉であると認識いたしております。
そういう意味で、我が国がEUと具体的にどういう形でどんな分野でどういうふうに連携できるかということにつきましては、現段階では必ずしも明確ではございませんが、これまでの各種の会議等におきますEUの主張等を踏まえますと、先生ただいま御指摘ございましたような農業の多面的機能の評価とか、あるいは交渉方式につきましても包括的交渉方式でいくべきであるとか、そういった点でかなり我が国と共通する面が多いのではないかというふうに
次期WTO交渉について、我が国としては、既に交渉を開始することが決まっております農業、サービス分野といった既存の交渉分野に加えまして、鉱工業品関税や投資ルール等の幅広い項目を対象とした包括的交渉とすることを提唱しているところであります。 農業分野については、これまでAPEC閣僚会議や先般の訪豪の際にも関係国から高い関心が表明され、私自身も農業問題は交渉全体にとって重要なものと承知をしております。
また、これに呼応するかのように、ガットのダンケル事務局長も十一月初旬までにはすべての交渉分野について包括的交渉文書の作成を図るという方針を打ち出されておるところでございまして、ジュネーブにおける交渉はいよいよ本格化してきたと申し上げても差し支えないと思うのでございます。 以上、雑駁ながら報告仁かえたいと思います。
(拍手) 第二に、その上で多国籍軍も可能な限り早期に武力行使を中止し、イラクを含む中東和平の包括的交渉を行うことを求めるべきであります。 第三に、国連に対しても、戦争が継続している最中であっても、湾岸戦争を解決するための安保理事会や国連総会の開催を働きかけるべきであると思います。 現状を是認するだけではなく、勇気ある次の行動だけが困難を切り開く唯一のかぎであります。
その包括的交渉の中の一こまである、そういう御理解をしていただきたい、かように存じます。